カリオストロの城、クラリスのその後!ルパン三世と再会出来たのか?

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「ルパン三世 カリオストロの城」は、1979年に公開されてから、徐々に人気が高まっている名画です。
なんと言っても、ヒロインのクラリスが、見る者の心をつかみますね。
清楚な美少女・クラリスに本気で恋した青年は少なくないようです。サブローもその一人ですが(笑)
クラリスは、その後、ルパン三世と再会できたのでしょうか?

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クラリスのキャラクターが大人しくなったのは不二子を出さざるを得なかったから

クラリスは大人しい感じの少女です。肝心な時には勇気を出しますが、はかなげな風情が魅力的な少女です。当初、クラリスはもっとアクティブな性格のヒロインになるはずでした。

宮崎監督は、「カリオストロの城」を作製するにあたり、自らが手がけた「ルパン三世」1stシリーズのエピソードも元ネタにしています。

元ネタの1つが「ジャジャ馬娘を助けだせ!」です。「ジャジャ馬娘を助けだせ!」では、ラストでルパン三世が銭形に追われてヒロインのもとを去っていきます。「カリオストロの城」と共通したパターンです。

「ジャジャ馬娘を助けだせ!」のヒロインはリエですが、こちらは活発な少女です。
クラリスもリエのようなアクティブなヒロインになっていた可能性があります。
クラリスを活発なヒロインとして引き立たせるために、当初、不二子を出さない予定もあったと言います。

ところが、

「興行的な要求」から不二子は出さざるを得なくなりました。宮崎監督は、「女性が2人出てくる時は同じような性格にできないものですよ」

と語っています。

活動的な不二子を出す事になったため、クラリスは不二子と被らない、大人しいキャラクターになったとされています。

クラリスがルパンの胸に飛び込んだ!ルパン三世はクラリスを抱きしめる事が出来ない

「ルパン三世 カリオストロの城」のラストシーンで、クラリスはルパン三世の胸に飛び込みます。

「私も連れてって。ドロボーはまだできないけど、きっと覚えます。私、私…。お願い、一緒に行きたい!」

そして、大人しいはずのクラリスが、口づけを求めます。しかし、ルパン三世は、クラリスを抱きしめる事が出来ません。

「あ、そうだ。困ったことがあったらね、いつでも言いな!おじさんが地球の裏側から、すーぐ飛んできてやるからな!」

そう言って、クラリスのおでこに軽く唇を当てて、そそくさと立ち去ってしまいます。

自らを「おじさん」と称するのは、クラリスにとって、自分がどんな存在かを、明確に意識したものです。大人の男として、男女の機微を知っているルパン三世は、クラリスが自分に抱いている感情が「恋愛」とは異なる事が分かっています。

純真な少女には分からない区別が、30過ぎのルパン三世にははっきりと分かってしまっている…。少女を傷つける事なく、燃え立つ感情を逸らすには、自分の立ち位置をさりげなく示さなくてはなりません。立ち位置が示される最初の言葉が、「おじさん」です。

そして、そのおじさんは、普段は「地球の裏側」にいるのです。

その距離感に、ルパン三世がクラリスの純真無垢さを愛おしんでいるのが感じられます。
クラリスの中で明瞭に認識されていない「ドロボー」の世界が、クラリスの本来居るべき世界と、いかに隔たっているのかを、ルパン三世は誰よりも知っています。

クラリスが、自分のために「ドロボー」を覚えようと言っているだけに、ルパン三世は、クラリスを自分から遠ざけようとします。「対極にいるのが、自分とクラリスなのだ」という思いが、「地球の裏側」という言葉にはこもっています。

2人の世界が交わるのは、クラリスが困った事態に陥った時だけ。ルパン三世は、そう心に決めています。大きな災難を乗り越えたクラリス。

その後の生活に「幸あれ」と願うルパン三世は、再会する日が来ない事で、クラリスの将来を祝福しようとしています。「すーぐ飛んできてやる」という約束が果たされない事を、クラリスのために願っているのが、立ち去り行くルパン三世です。

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もしもクラリスがお姫様の地位を放り出したら幸せになれたのか?

宮崎監督は、クラリスのその後について悩んだと言われています。
「クラリスがカリオストロを捨てて、ルパンを追いかけるべきなのではないか?」という声も、視聴者の中にはあります。

そうした声に対して、

「お姫様の地位なんか放り出してしまえ、じゃ放り出す、というような会話もいるかなと思ったんですけど」

と宮崎監督は述べています。

姫という立場を放り出す事自体を「もうとっくに放り出してしまった娘にした方がいいだろう」と思って、造形したのがクラリスだと、宮崎監督は言います。

クラリスと共に生きる事になったら、ルパン三世はしばらくは泥棒稼業から足を洗って、真っ当になろうともがくだろうと、誰しも想像できます。

クラリスという名前のネタになった、アルセーヌ・ルパンの話でも、ルパンはクラリスとの愛のために、泥棒稼業から足を洗います。

しかし、2人の幸せは長くは続きません。クラリスは子供を産んで2日後に死亡し、アルセーヌ・ルパンも泥棒に戻ります。

クラリスを死に直面させないとしたら、2人の前に残された、自然な在り方は別れしかありません。宮崎監督は「女を泣かせて去っていくしかないでしょ?クラリスを泣かせてさ…結局、しょいきれないもの!」と述べています。

ルパン三世は、泥棒稼業に自分の才能があるのを知っています。その一方、泥棒をしている自分を正当化するつもりはありません。ドロボーという稼業に対する価値観は、銭形と一致しています。

清らかなクラリスが、ドロボーをする事は、ルパン三世には我慢できない事です。だから、一緒になるとしたら、自分は泥棒から足を洗う。しかし、泥棒でなくなった自分は、自分ではない。

ルパン三世には、泥棒稼業から足を洗えない自分と、やがてドロボーが何たるかをクラリスが知って、自分から目を背けていく事が、すでに分かっています。クラリスはお姫様であり続ける事で、苦労するかもしれない。

しかし、自分のために泣かせる事は出来ない。再会しない事で、クラリスは、自分なりの道を築いて行くに違いない。

クラリスのもとを立ち去りながら、ルパン三世はクラリスの「芯の強さ」に賭ける気持ちだったのではないでしょうか?

その後、再会する日が来ない事で、2人の心の中に、実像以上に美しい想い出が残り続ける事を、宮崎監督は願っていたのかもしれません。

「去っていかざるを得ない男ーーーそれがルパン三世です」

そう、宮崎監督は語っています。

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