「ゲゲゲの鬼太郎」6期が新章「地獄の四将編」に突入し、新キャラ「石動零(いするぎ・れい)」が登場しました。
石動零は、怪力に変身した自分の腕を「鬼人の腕」と言っています。
そんな石動零のことを目玉おやじは「鬼道衆(きどうしゅう)」と言います。
鬼道衆や鬼人とは一体何でしょうか?
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石動零が衝撃的な登場!妖怪の魂を自分の中に取り込んだ!?
石動零は、鵺に化けたむじなにさらわれたふりをして、鬼太郎たちの前に姿を現します。
鬼太郎たちに追い詰められたむじなは、飛び込んできた猫娘を人質にして逃れようとします。
その時、鬼太郎に先んじてむじなを襲ったのが石動零でした。
石動零は、「俺はただの人間じゃあない」と言いながら服を脱ぎます。
その腕には「鬼」の文字が光って浮かび上がっていました。
石動零が「鬼人招来!!」と言うと、鬼のような腕になり、むじなの頭を片手で持ち上げます。
石動零は、むじなを強い力で掴み、「こいつは鬼人の腕だ!お前の頭を握りつぶすくらい、造作もねぇぞ!」と言って、むじなに本物の鵺の居場所を言うように迫ります。
むじなから鵺の居場所を聞き出すと、石動零はむじなの魂をその体から取り出して、自分の中へ取り込んでしまいました。
一切を見ていた目玉おやじは、「やはり…鬼道衆の術じゃ…」と呟きます。
→【ゲゲゲの鬼太郎】猫娘が子供になった理由!?閻魔と交わした条件とは何だったのか?
鬼道衆とは?鬼道衆を束ねていたのは×××だった
鬼道衆は、「ゲゲゲの鬼太郎」3期第100話にも登場しています。
その中で目玉おやじは、鬼道衆のことを、千年前から葛城山に住んでいる霊能者の集団と説明しています。
鬼道衆は、「ゲゲゲの鬼太郎」3期には修験者の姿で現れ、六角棒を操っています。
霊場の葛城山で鬼道衆を束ねていたのは八百比丘尼でした。
八百比丘尼は、二十代前半の容貌ですが、実は千年以上の歳月を生きてきた女性です。
鬼道衆は、八百比丘尼の霊力を受けて生き延びてきたもの達でした。
「ゲゲゲの鬼太郎」3期では、鬼道衆にさらわれたユメコが、八百比丘尼の霊力によって鬼巫女とされてしまいます。
鬼巫女は鬼太郎から魂を抜き取ります。
妖怪から魂を抜き取る術は、鬼道衆に伝承された妖怪殺しの奥義でした。
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→【ゲゲゲの鬼太郎】地獄編!地獄の四将とは鵺・土蜘蛛・酒呑童子・玉藻前か!?
鬼人の腕とは?ぬ〜ベ〜の鬼の手なのか!?
石動零の変身ぶりを見て、多くの視聴者が連想したのは、『地獄先生ぬ〜ベ〜』の主人公・鵺野鳴介(ぬえの・めいすけ)でした。
ぬ〜ベ〜には、「鬼の手」という最終兵器があります。
鬼の手とは、地獄の獄卒たる鬼を手として封じたものです。
形状は、人間の手より一回り大きく、筋肉の繊維のような紋様と腱のような筋が走っています。
鬼の手は霊体であるため、普通の人間には見えません。
ぬ〜ベ〜は普段は黒い手袋をはめて隠し、自身の力で太刀打ちできない強力な相手と対峙した際に封印を解いています。
鬼の手は、一撃で相手を消滅させることができます。
『地獄先生ぬ〜ベ〜』では、鬼の手に封印されていたのは、焦熱地獄の獄卒・覇鬼です。
「ゲゲゲの鬼太郎」の石動零は「鬼人招来!!」と言っていますが、鵺野鳴介は「白衣観音経」を唱えていました。
→鬼太郎は人間の味方をする理由!昔鬼太郎を助けた人間は誰なのか?
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