どうもサブローです。最近はアーティストとしての活動も増えてきた香取慎吾さん。
ドラマで見せる表情に、慎吾らしさが感じられる作品が多いですね。
というか、どんな人物を演じていても、そこに慎吾の魅力が感じられる稀有な俳優です。そんな香取慎吾さんの出演ドラマ一覧を紹介します。
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香取慎吾出演のオススメドラマ一覧
あの有名放送作家Oも一番好きだと言った「未成年」
放送されたのは、1995年10月13日から12月22日まで、TBS系列の金曜ドラマ枠です。まだ SMAPが国民的アイドルグループに成長する前です。
放送当初の注目度は、香取慎吾さんの出演ドラマ一覧を見ても、さほど高くはありませんでしたが、この作品によって、「香取慎吾」という俳優がお茶の間で認知されるようになりました。
香取慎吾さんが演じたのは室岡仁、通称デク。頭に深い傷を負った知的障害者の役を演じました。ピュアなイメージとワイルドな肉体が、印象的な役柄です。
デク役で、香取慎吾さんは、第7回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。ちなみに、この時、主演男優賞を受賞したのは、いしだ壱成さんです。
放送作家のおちまさとさんは、このドラマのファンで、最終話でいしだ壱成さんが屋上から叫ぶシーンを見て、「これを普通の人がやったらどうなるか?」と考え、「学校へ行こう!」の人気コーナー「未成年の主張」が生まれたそうです。
後に、中居正広さんは、「慎吾が出てたドラマの中で一番好き」と、本作品を絶賛しています。
平成の近藤勇と言ったら香取慎吾!三谷幸喜の「新選組」
2004年のNHK大河ドラマ「新選組」で、香取慎吾さんは近藤勇を演じました。
脚本を担当したのは、三谷幸喜氏。
香取慎吾さんが演じた近藤勇について、三谷幸喜氏は、「これ以降近藤勇を演じる人は凄く大変だと思いますよ。」と語って、香取慎吾さんの力演を讃えています。
「新選組」は、賛否両論ある作品でした。歴史好きな人たちの間では、斬新な脚本と配役に拒否反応が出ましたが、歴史に興味を持ち始めた低年齢層には、まずまずの人気がありました。
2005年にインターネットで行われた「好きな大河ドラマは?」というアンケートでは、「新選組」は2位に入っています。
「新選組」は、実年齢に合わせたキャスティングで、若手の俳優が多数出演しました。
その中で友情も育まれ、香取慎吾&山本耕史の名コンビも誕生しました。
脚本家の三谷幸喜氏は、役を演じる俳優のイメージに合わせて台本を書く“当て書き”で知られています。香取慎吾さんが演じる近藤勇は、香取慎吾さんの個性が輝く、人物像になりました。
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ピュアな孫悟空になった「西遊記」
2006年1月9日から3月20日まで、フジテレビ系の「月9」枠で放送されました。
香取慎吾さんが演じたのは、孫悟空役です。
豪快で聞き分けがなく、お調子者で単純。ちょっとおバカだけれど、正義感が強くて純粋。そんな香取慎吾さんを彷彿とさせる孫悟空で、人気を博しました。
平均視聴率は23.2%。2006年放映の連続ドラマの中で、最も視聴率が高かった作品です。ロケはオーストラリアでも行い、雄大な自然を背景に凝ったセットで撮影が行われ、背景も話題になりました。
翌2007年には映画も公開されました。6話と7話の間に封印された、金角大王と銀角大王のエピソードです。この時、偽沙悟浄役で草彅剛さんが出演し、そちらでも話題になりました。
父性が垣間見えた「人にやさしく」
フジテレビ系の「月9」枠で、2002年1月7日から3月18日まで放送されました。
「3ピース‼︎!」が有名ですね。
香取慎吾さんが演じたのは、前田前役。原宿中学校45代目ボスです。子役の須賀健太くんとのほのぼのシーンに胸が熱くなりました。
「きっと俺何もしてやれないかもしれないけど、そばに居てやることだけは出来る。だから、あいつと一緒に母親待ちます。」という前のセリフは、何回聞いてもジーンときます。
「人にやさしく」は、家族や友情といったテーマが、ストレートに語られ、笑えて泣ける、名作の1つです。
当時8歳だった須賀健太さんは、23歳の誕生日にブログを更新し、「人にやさしく」で共演した香取慎吾さんへの思いを綴っています。「香取さんも僕にとってはとても大切なパパのような感覚がずっと残っています。」
そして、香取慎吾さんから貰った楽屋暖簾を「宝物」として紹介しています。
ドラマの中で、みんなが事あるごとに使っていた3ピースさながら、普通のピースよりも幸せになれるエピソードです。
「人にやさしく」は、香取慎吾さんの出演ドラマ一覧の中で、香取慎吾さんの父性が垣間見える作品です。
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