「ホーム・アローン」はファミリー映画として人気を誇る作品です。
「ホーム・アローン」のトリビアや舞台裏をご紹介します。
知っておくと、楽しさが倍加しますよ!
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Contents
マコーレー・カルキンで構想!?確信を持つためにオーディションを開催した
「ホーム・アローン」の前に、マコーレー・カルキンは「おじさんに気をつけろ!」に出演していました。
「ホーム・アローン」のプロデューサーのジョン・ヒューズは「おじさんに気をつけろ!」制作中にマコーレー・カルキンの愛らしさにスター性を感じ、それを存分に発揮できる映画を作りたいと考えました。
そうした思いから「ホーム・アローン」のアイデアが浮かんできたそうです。
ただし、マコーレー・カルキンに確信を持つため、ジョン・ヒューズはケビン役のオーディションを開きました。
マコーレー・カルキンの他に100人もの少年を審査しています。
→レ・ミゼラブルは実話?元ネタやモデルはあるのか?時代背景はいつ?
マコーレーのスタントマンは30歳の大人だった!?車のシーンは?
「ホーム・アローン」には、ケビンがソリで階段を滑り降りたり、ツリーハウスに突っ込んでいくシーンがあります。
こうしたスタントシーンを演じていたのはラリー・ニコラスという30歳のスタントマンでした。
「ホーム・アローン」のトリビアの中では有名なものですね。
ただし、車と衝突するシーンは、マコーレー・カルキン本人が演じています。
ケビンが叫び、車がバックするというのを逆再生したものです。
→【ホームアローン】マコーレー・カルキンのその後と現在!壮絶な人生のまとめ
ケビンの家は実在する!ツリーハウスは取り壊された!?
ケビンの家は実在します。
所在地は、イリノイ州ウィネットカヴィレッジ、リンカーン通り671です。
ファミリータイプ、3階建ての豪邸で、2012年に約17億円で売却されました。
今では観光名所の一つとなっています。
地下の焼却炉がケビンを驚かすシーンがありますが、元々のプロットではいろいろなものがケビンを脅かすシーンを挿入する予定だったそうです。
予算の関係で大半がカットされ、焼却炉のシーンは、2人のスタッフが釣り糸と懐中電灯によっておどろおどろしさを表現したと言います。
ちなみに裏庭にあるケビンのツリーハウスは、撮影のために建てられたセットで、撮影終了後に取り壊されています。
最初に撮影されたシーンは?あのセリフは即興だった!?スパイ映画に影響を与えた
「ホーム・アローン」で最初に撮影されたのは、ケビンが歯ブラシを買うシーンです。
劇中、印象的な「降参する?それともまだ続ける?」というセリフは、用意されたものではなく、即興で出来たものでした。
また、ケビンがトラップを仕掛けるために作った作戦地図は、マコーレー・カルキン自身が描いたものです。
敵を自宅で待ち構え、罠を仕掛けるという設定は、2012年公開のスパイ映画にも使われました。「007 スカイフォール」です。
ジェームズ・ボンドが敵を家で待ち構えるシーンは「ホーム・アローン」からヒントを得たと、サム・メンデス監督は語っています。
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→ファンタスティック・ビーストとハリーポッターの関係!違いや類似点についてのまとめ
泥棒たちの印象的なシーンはこうして撮られた!?
ケビンはあの手この手で泥棒を退けようとします。
ケビンが取った手段の一つが、毒蜘蛛タランチュラを乗せることでした。
撮影で使われたタランチュラは本物で、泥棒マーヴを演じたダニエル・スターンは、ワンテイクだけ実際に顔に乗せています。
しかし、蜘蛛を驚かせないようにパントマイムで演技を行い、音声は後から入れたそうです。
マーヴの絶叫は、映画史に残る叫びシーンですね。
ちなみに、ケビンが頬に両手を当てて叫ぶポーズは、ムンクの名作「叫び」がベースになっています。
一方、ハリーを演じるジョー・ペシは、マコーレー・カルキンを本当に怖がらせるために、撮影中はマコーレー・カルキンに近寄らないようにしていました。
ケビンがコートのフックに引っ掛けられるシーンでは、リハーサル中に「お前の指を全部噛んでやるぞ」と言って、噛むふりをしました。
しかし、勢い余って本当に噛んでしまい、マコーレー・カルキンの指から血が出てしまいました。
その噛み跡は、今でもマコーレー・カルキンの指に残っているそうです。
家族構成やケビンの父親の職業は?
ケビンの父親の職業は、「ホーム・アローン」の中で一切語られていません。
父親のピーターを演じたジョン・ハードは、経済力のある様子から産婦人科医と考えていたそうです。
母親役を演じたキャサリン・オハラは、2014年のトーク番組で2012年にマコーレー・カルキンと再会した時のことを語っています。
その時、マコーレー・カルキンは、「マミー」と呼びかけ、キャサリン・オハラも思わず「ベイビー」と応えたそうです。
ケビンの兄のバズにはガールフレンドがいるとして、その写真が紹介されるシーンがあります。そこに写っているのは、実は男性です。
アートディレクターの息子に女装させ、写真を撮影しています。
「ホーム・アローン」のトリビアの中でも有名ですね。
ケビンの姉のミーガンを演じたヒラリー・ウルフは、現在は柔道家です。
アメリカ代表として1996年のアトランタオリンピック、2000年のシドニーオリンピックに出場しています。
おねしょが卒業できないケビンのいとこのフラー役は、マコーレー・カルキンの実の弟が演じています。
フラーを演じたキーラン・カルキンは、2002年の「17歳の処方箋」でゴールデングローブ賞にノミネートされています。
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