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下町ロケットゴーストを今すぐ読破する
「下町ロケット」の2018年版に登場する注目の企業がダイダロスです。
ダイダロスを率いるのは、古舘伊知郎(ふるたち・いちろう)さん演じる重田登志行(しげた・としゆき)です。 ダイダロスとはどんな企業でしょうか?
重田登志行と帝国重工の的場俊一(まとば・しゅんいち)との関係性はどうなっているのでしょうか?
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Contents
ダイダロスは佃製作所の競合相手!徹底した低価格路線が特徴
ダイダロスはエンジンメーカーです。
強みは調達力で、業界では「安さ一流、技術は二流」と評されています。
この辺り、ドラマでは自社のスローガンとして語られるようですね。
ダイダロスは、佃製作所の経営戦略に転換をもたらすきっかけを作る企業です。
佃製作所の大口取引先のひとつ、ヤマタニに低価格のエンジンを納入し、佃製作所は開発中の新エンジンを白紙に戻されます。
低価格路線を徹底的に進めているのが、現社長の重田登志行でした。
重田登志行は、コストを抑えるために生産拠点を海外に移しました。
また、余剰となる正社員を大量解雇しました。
その結果、ダイダロスの業績は急回復し、前年の売り上げは50億円、経常利益6億円になっています。
→下町ロケットは実話だった!?佃製作所や帝国重工のモデルはあの企業
重田登志行は一度表舞台から消えた男だった!?ギアゴーストとの関係性は?
佃製作所の最初の調査では、重田登志行の経歴は明らかになっていません。
コストのために社員たちを切るという手法に、佃製作所の社長・佃航平(つくだ・こうへい)は憮然とします。
ひとりになると、佃航平は、「こんな会社に負けてたまるか」とひとり言を言います。
重田登志行が低価格路線にこだわるのは、苦い経験があったためです。
重田登志行は、重田重工の社長でした。
重田重工は、主要な取引先であった帝国重工の経営方針の変更により、倒産に至ります。
重田登志行には、父親から引き継いだ隠れ資産がありました。
その遺産を使って、ダイダロスの前身である大徳(だいとく)技術工業を買収し、ダイダロスの経営を始めました。
新たな事業展開を探る段階に来た時、重田登志行が目をつけたのが、ギアゴーストでした。
重田登志行は、M&Aの仲介業者を使って、ギアゴーストに買収を提案しますが、問題にされません。
重田登志行は、ケーマシナリーを使ってギアゴーストを陥れることにします。
→【下町ロケット】トラクターで農業に革命を!?変速機のデメリットとは?
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重田登志行がギアゴーストの買収を目論んだ理由!共通の敵が的場俊一だった!?
重田登志行がギアゴーストに目をつけたのは、ギアゴーストの社長である伊丹大(いたみ・だい)と重田重工時代に因縁があったためです。
重田登志行が重田工業の社長だった頃、伊丹大は帝国重工の機械事業部で働いていました。
機械事業部の赤字を立て直すべく部長として配属されてきたのが、的場俊一でした。
的場俊一は、伊丹大が書いた下請け企業改革の企画書を取り上げます。
部長に就任した3ヶ月後には、伊丹大を伴い、重田工業の本社を訪れ、コストダウン要請に応じなかったのを理由として取引打ち切りを伝えます。
的場俊一は、重田工業の会長の嘆願に対しても一顧だにせず、冷徹に取引終了を告げます。
重田登志行が経営から追われたのは、その半年後でした。
伊丹大もその後、的場俊一にはしごを外されます。
伊丹大が提出した機械事業部のサプライチェーンに関する企画書は、的場俊一から評価される事なく、伊丹大は総務部に移されます。
伊丹大は、総務部で島津裕と出会い、帝国重工を辞めて、ギアゴーストを立ち上げます。
そうした事情を把握していた重田登志行は、ギアゴーストの買収を持ちかけた際、伊丹大に持ちかけます。
「もしあんたが的場を見返してやろうと思うんなら、オレと組むことだ。オレと組んであいつを叩き潰す。」
→下町ロケット!軽部真樹男は本当に嫌な奴なのか?徳重聡ってどんな人!?
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