ジブリ・かぐや姫の物語!罪と罰、かぐや姫は何をしたのか!?

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『かぐや姫の物語』は、高畑勲氏が監督を務めた最後の作品です。
手書き風のスタイルで描かれ、「一枚絵が動く」ような画面が話題になりました。
本作のキャッチコピーは「姫の犯した罪と罰」です。
かぐや姫はどんな罪を犯したのでしょうか?

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地球を魅力的に思ったのが罪だった⁉︎月に帰りたいと思ったら罪は許される

かぐや姫が月の世界で罪を犯したのは、原作に書いてあります。
かぐや姫を迎えに来た月の人は、「罪を犯されたので下ろした」「罪の償いの期限が終わったので迎えに来た」と言っています。

高畑勲監督は、かぐや姫が「罪を犯してこれから地上に下されようとしている」時に、「期待感で喜々としている」様子を思い浮かべたと語っています。
月の世界で暮らしていた時、かぐや姫は「地球が魅力的であるらしい」と密かに知ります。

しかし、地上を魅力的に感じる事そのものが罪でした。
月の人にとって、地上は穢れていたからです。

地上の汚れに姫を直面させてみよう。そうすれば、姫も地球を魅力的に感じる事は無くなるだろう。地上に下ろすのが、かぐや姫への罰です。

罰の意図するところは、地球に幻惑されているかぐや姫の目を覚まさせる事でした。
かぐや姫が地球に幻滅し、月に帰りたいと思ったら、罪は許される。

高畑勲監督は、かぐや姫の罪と罰についてこうした構図を思いついたと、インタビューに答えて語っています。
高畑勲監督は、自分の思いつきを暗示に留めようと考えていたそうです。

しかし、企画の鈴木敏夫氏が「姫の犯した罪と罰」というキャッチコピーを思いつき、高畑勲監督の反対を押し切って通してしまいました。そのため、本篇も少し直したと言います。

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かぐや姫は自然の中で生き生きと生きる日々に憧れを抱いた

『かぐや姫の物語』は、原作にかなり忠実です。
特に、かぐや姫に求婚する貴公子たちの話は、原作とほぼ同じです。

貴公子たちの中で原作と違うのは、石作皇子(いしつくりのみこ)です。
原作では、寺にあったただの鉢を持参します。

『かぐや姫の物語』では、「仏の御石の鉢」の代わりに「レンゲソウの花」を持参します。
そして、「都を捨てて自然とともに生きる事が望み」と述べて、かぐや姫の心を動かします。

その言葉が偽りのものであるのを暴いたのは、石作皇子の正妻でした。
正妻は、『かぐや姫の物語』のオリジナルキャラクターです。

オリジナルキャラクターは、『かぐや姫の物語』の方向性を端的に示しています。
「自然とともに生きる」事を強調して、石作皇子はかぐや姫の心を動かしました。
それは、本作における姫が、自然に親しむ生き方を好んでいるためです。

『かぐや姫の物語』の中で、姫は、都暮らしに馴染まない様子をしばしば見せています。
鬱屈した思いを晴らそうと、箱庭を作ったりしています。

『かぐや姫の物語』の姫が、自然に親しむ生き方に強く憧れているのは、幼い日々の幸せがもとになっています。
原作では、かぐや姫の幼少期を、姫の主観として描く事はありません。
『かぐや姫の物語』では、山里の子供たちと遊びながら成長する様子が描かれます。

「捨丸(すてまる)」というオリジナルキャラクターも、天真爛漫に育つかぐや姫の姿を際立たせています。「タケノコ」と自分を呼び、自然の営みを讃える童歌を歌う子供たち。
姫はその童歌を幼い頃から知っていました。
自然の中でいきいきと生きる日々は、かぐや姫の理想とする生活でした。

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かぐや姫の罪とは?息苦しさが募って月に帰りたいと思うようになる

かぐや姫の生き方に理解を示したのは媼(おうな)でした。
『かぐや姫の物語』に描かれる媼の大半はオリジナルキャラクターです。

都に移り住んでからも、「落ち着く」という理由で、機織りや野菜作りに勤しむ媼は、かぐや姫の理解者として、時に翁(おきな)と対立します。

翁は、高貴の姫君に育て、貴公子に見初められる事こそが、かぐや姫の幸せと考え、一直線に行動します。

そのために、宮中から招いた女官が「相模(さがみ)」でした。
相模もオリジナルキャラクターです。
相模は、かぐや姫が貴公子たちに難題を持ちかけて縁談を断った事に驚き、「もう何も教える事はない」として屋敷を去ります。

『かぐや姫の物語』では、貴族社会への順応者として翁だけでなく、相模を登場させる事で、かぐや姫の息苦しさを強く描いています。
相模が去った後、かぐや姫は、花見に出かけ、その途中で自分の立場を突きつけられる事件に遭遇します。
かつて親しんだ子供たちと同じ身分の親子が、自分にぶつかりそうになっただけで平伏して立ち去ったのです。姫は衝撃を受け、花見もせずに帰路につきます。

帝の求婚に驚き、かぐや姫はついにはっきりと「ここに居たくない」と思うようになります。
捨丸と再会し、「捨丸となら幸せになれたかもしれない」と姫は思います。
二人は不思議な力で空中を舞い、手をつなぎ、抱きしめ合います。

しかし、月が現れた途端、二人は離れ離れになります。
かぐや姫は知らなかったものの、捨丸にはすでに妻子がいました。

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かぐや姫の罪と罰!地上は穢れてなどいないのか⁉︎

満月の夜、月から迎えがやってきます。
雲の上に招き寄せられたかぐや姫は、天の羽衣をまとう寸前、童歌を聞きます。
女童が子供たちを率いて歌ったのです。

女童は、外出できない姫のために、桜の枝を折ってきた事もあります。
姫と屋敷の庭で羽根つきをした事もあります。
この女童もオリジナルキャラクターです。

女童と子供たちの歌う童歌によって、かぐや姫は我に返ります。
姫は、翁と媼に泣きながら別れを告げます。
そして、天人の女官に「地上は穢れてなどいない」と抗弁します。

悲喜こもごもの人間模様に悩まされた瞬間もありながら、それを「穢れ」ととらえないのが、『かぐや姫の物語』に描かれた姫です。

煩悩を慈しむ心を持つ事

それこそが、月の人にとっての罪でした。
かぐや姫の罪と罰は、人間らしい喜怒哀楽をそのままに受け止めた事です。
罰として、煩悩の渦巻く中に置かれた姫は、罰を受けながらも、人間らしい感情に目を背ける事をしませんでした。

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