ドラえもんに登場する主要なキャラに、ジャイアンとスネ夫がいます。
二人とも、のび太と親交を保ちながら大人になっています。
大人になったジャイアンとスネ夫は、どんな職業に就いているのでしょうか?
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ジャイアンの子供の頃の夢は歌手になる事だった
ジャイアンは、子供の頃は歌手になるのが夢でした。
「おれ、絶対に歌手になって、大賞をとって、紅白に出ます」と張り切っていました。
ノビタレコードからレコード「乙女の愛の夢」をリリースした事もあります。
芸能人としての成功を夢見て、ドラえもんに頼んでサイン入りの特大パネルを作ってもらった事もあります。そのパネルは、ファンレターをくれた人の中から抽選で当たるとしていました。
しかし、届いた手紙は、どれもジャイアンの歌を酷評するものばかりでした。
仕方なく、のび太が適当なファンレターを書き、のび太にパネルがプレゼントされる事になりました。
芸能人になる事を夢見て、しばしば「ジャイアン・リサイタル」などと称して独演会を開き、手製のチケットを売りつける事があります。
空き地に手製の看板と空き箱を並べて舞台を作り、何時間も熱唱する事もあります。
ドラえもんの道具を使って、派手な衣装に身を包む事もありました。
ジャイアンはスーパーマーケットを経営する
子供の頃の夢をいつしか置き去り、ジャイアンは経営者への道を進みます。
最初のうち、夢見ていたのは、大型百貨店「ジャイアンデパート」の経営でした。
世界各地に支店を置く大型百貨店のチェーン会長になる事を夢見ていました。
しかし、最終的には、独立して「スーパー・ジャイアンズ」という名前のスーパーマーケットを経営する事になります。
ジャイアンの将来の仕事が分かるのは、映画『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』です。母親は、息子の経営するスーパーマーケットには関与せず、元気に「剛田雑貨店」の経営を続けます。
歌手になる事は断念しましたが、成人後も趣味として歌っています。自室でカラオケをしている描写があります。ただし、CM版では、自分が経営するスーパーマーケットでリサイタルを開き、従業員や客を迷惑がらせています。
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スネ夫の子供の頃の夢はファッションデザイナーになる事だった
スネ夫は、子供の頃から流行に敏感で、漫画が好きでした。
子供の頃の夢は、ファッションデザイナーになる事と、漫画図書館を建てる事でした。
デザイナーを志すだけに、絵画も得意で、評論家からも素質を認められています。
口達者で、文才もあり、アイドルへのファンレターコンクールでは入賞した事があります。
場の空気を読む勘の鋭さは群を抜いており、語彙も豊富です。
青年になる頃には、身長が伸び、のび太たちと変わらないまでになっています。
髪型はパンチパーマで、ピアスを付け、お洒落にうるさい青年に成長しています。
また、左ハンドルのオープンカーを乗り回すようになっています。
スネ夫は貿易会社の社長になる
ファッションデザイナーを夢見ながらも、スネ夫は「パパの会社を継いで社長になる」と予想していました。父親が会社社長なのを、子供なりに意識していた結果でしょう。
英会話を習ったり、テレビ番組「上級フランス語講座」を欠かさず見ている様子が描かれています。
成人してからは、スネ夫は貿易会社の社長になります。
大会社ではないものの、会社を存続させ、忙しく仕事をこなします。
小学校時代の成績は、100点を稀に取る程度ですが、現実的な感覚に優れ、判断力がある様子も描かれていました。そうした長所を生かした職業に就いています。
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